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夏の終わりの散策

一昨日、夏の終わりの見納めということでフィールドに散策してきました。
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ふもとの近所の方に駐車許可をいただいてから、徒歩で山道を散策。

季節柄まだまだ熊の心配もありますので、フィールドに慣れてない方は複数人で行くことをオススメします。。
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途中から霧雨が降り始め、より一層ステキな雰囲気になりました。
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霧雨の雑木林に日差しが優しく降り注ぎ、幻想的です。
夏の終わりで全くセミの鳴き声も無く民家もない為、本当の静寂に包まれていました。。


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先へ進むと水の音がしたので足元に気をつけながら沢まで下りてみました。。



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コウヤノマンネングサの群生。。
こういった風景はいつまでも、残っていてほしいですね。

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レイアウトに使えそうな、形が良い石たちもゴロゴロ落ちてました。


山間は携帯の電波や、ラジオの電波も届かないところも多いのでコンパスを身につけています。
最近では腕時計にもつけられるコンパスもあるのでオススメです。

コンパスがあると、ある程度の方角や、地図があれば自分の居場所を特定できるなど便利です。


近々、フィールドに出かける時にあると便利なグッズを紹介できたらと思います。

また

小型テラリウム水槽の販売を再開しました。
ヤフーオークションにて販売中です。
「テラリウム 」で検索し是非ご覧になってください。

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# by aquarist1208 | 2019-09-23 04:04

以前のブログでもご紹介させていただきましたが、現在しながわ水族館でアクアテラリウム作品の展示を行わさせていただいております。
しながわ水族館で展示中のテラリウム作品の販売_d0361953_02174025.jpeg

水族館での夏の企画として、めだかコレクションということで
現在人気を博しているメダカの様々な品種を展示しているのですが、そちらの一角をお借りして展示しております。

展示中は様々なお客様から大変なご好評をいただき、嬉しいかぎりです。

設置当初から比べますと、植物や水草も成長と活着をして今が一番美しい状態かと思います。

開催期間もはやくも今月の9日までとなっていますので、
お時間が許す方は、是非遊びにいらしてください。


また今回、こちらの展示中の作品を販売することに致しました。
現在ヤフーオークションにて出品中です。
「オリジナル テラリウム 」と検索していただければ、表示されると思います。
重量があるため、引き取り限定になってしまいますがご了承下さい。

ご家庭や、オフィス、サロン、カフェ、待合室などのインテリアとして是非ご検討下さい。


今後は、小型水槽の作品も、販売も随時行っていこうと考えております。


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# by aquarist1208 | 2019-09-08 02:16

タガメを訪ねて。。

先日タガメを探しに関東某所を探訪してきました。
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タガメは絶滅危惧種にも指定されており、いまでは本当に自然豊かな環境でしか見ることができません。


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現在私はアクアリウムの仕事をさせていただいおりますが、そのきっかけとなった生き物はタガメをはじめとした水生昆虫でした。



幼い頃、親父や兄が趣味で近所の熱帯魚屋さんで買ってきた魚たちを玄関先の水槽で飼育していた時期もありましたが、遠巻きに観察するだけで専ら興味があるのはカブトムシ、クワガタなどでした。

中学生の頃、当時仲の良かった昆虫好きの友達から学校で水生昆虫(タガメ、ゲンゴロウ)の本を見せてもらい、一緒に採集にいかないかと誘われたのが水生昆虫たちに出会ったきっかけです。

友人から見せてもらった水生昆虫の本は今でも珍しい専門書で、価格も4000円程の高価な本でしたが、どうしても欲しくてお小遣いを地道に貯めて、購入してからは隅から隅までボロボロになるまで何度も読みました。
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この本は今でも宝物ですね。




スマホなんてない時代だった為、地図と勘を頼りに友人達と相談しいざ採集に出かけてみても、ミズカマキリやタイコウチといった種類には出会えてもタガメやゲンゴロウなどの大型種には出会う事ができませんでした。



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どうしてもタガメを飼育して研究したかった自分は、またお金を地道に貯めタガメを専門店で購入し、図鑑で見たような景色をレイアウトした水槽の中で夢中になって飼育と繁殖等をして勉強していました。


この事がきっかけで、アクアリウムに強く興味を持ち始めました。



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あれからもう20年近く経ちますが、タガメの生息地域を自分の目で確かめたいという気持ちがずっとあり、今回ミニ調査に出かけました。



場所は乱獲などの懸念があるため、公表できませんが関東です。
タガメは農薬にも弱いため、無農薬はもちろん、ゴルフ場などが近接していると除草剤の流れ込みも考えられるので、それを念頭に探していきます。
もちろんエサとなる小魚やカエルなどの生き物も豊かでなければなりません。


今までの経験と事前の調査でようやく良さそうなポイントを見つけました。
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護岸されていない田んぼの用水路をメインに探していきます。


田んぼの中を入念に観察していると、カエルの死骸を見つけました。一見ただの死骸に見えますが体液を吸い取られた死骸でありタガメを見つける上でのかなり貴重なサインになります。
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この死骸を見つけた時点ではタガメなのか、おなじような捕食の仕方をするタイコウチやコオイムシ、ミズカマキリの可能性も考えられます。



タガメは血を吸うなどを良く言われますが、正確には
捕まえた相手に自分の消化液を流し込み、それによって溶けた物を吸い取るという事をしています。


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そしてついに見つけました。野生のタガメです。
周りの色と同化して暮らしていました。

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この田んぼには、エサとなるドジョウやオタマジャクシ、ナマズの稚魚など生物環境が本当に良かったです。


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今では田んぼのオタマジャクシやドジョウですら、珍しいと言われるくらい農薬が広く使われてしまっているのが現状です。


人間にとっては都合が良いのかも知れませんが、かつては養魚場の害虫とまで書かれるくらい身近だったタガメが今では図鑑やペットショップの片隅でしか見れないのは寂しいかぎりです。

またタガメを発見した田んぼには水草も豊富で、ヘアーグラスの名前で流通しているマツバイの群生があぜ道に広がっていました。
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いつまでも残っていて欲しい素敵な里山でのタガメ探訪日誌でした★

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# by aquarist1208 | 2019-08-04 23:25

流木の下処理

前回採取した流木を含め、今までのフィールドで採取してきたレイアウト素材が概ねたまってきた為、下処理を行いました。

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熱帯魚店などで購入した流木はアク抜き作業のみで水槽に投入できますが、自然採取物は少々手間がかかります。



お金をかければレベルが高い物ができるのは勿論ですが、個人的にはなるべく金額を抑えながらも知恵を活用して良いものを作るのがプロだと思ってますので多少の手間は惜しみません。

流木の下処理_d0361953_13365652.jpeg

流木はアク抜き後に、流水をかけながらブラッシングして外皮などを剥いでいくのですが、今回は作業効率も考え高圧洗浄で処理しました。






庭ではちょっとしたスペースを活用して、水草の栽培も行なっています。

セメント用のプラ舟を用いて↓↓
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低床は不要になった熱帯魚用ソイルや園芸土を使っています。

一般的なプラスチックの花壇を用いて↓↓
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こちらで栽培しているのはビオトープでもよく使われるウォーターコイン、ミズトクサ。
基本的には水を絶やさない様に一年通して足し水しています。

この時期になると、オタマジャクシやヤゴなどが自然に生活し始めます。小さなビオトープですね。

時たま足し水時にエサをあげて楽しんでいます☆笑

毎年カエルやトンボになって、旅立ちますので嬉しい限りです。
一時期、場所移動を考えましたが彼らの事も考えて移動はやめました!(^^)

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セメント用プラ舟で栽培しているヘアーグラスも実は田んぼで自生していたものを少し分けていただき、栽培しています。
約1年で全体を広がり、作品を作る際はかなり重宝しています。

トリミングで出た水草等も、捨てるのでは無く屋外で栽培しておくと、アクアリウムではかなり便利ですのでおススメですよ☆



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# by aquarist1208 | 2019-07-17 13:36

流木を求めて

新しい作品をつくるにあたり流木を求めて北関東のダム湖までやってきました。

本来であれば、ダム湖の周辺を捜索して回るのが定番ですが、
しかしながらの生憎の空模様と連日の雨の影響で足下が危険のため断念しました。



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ダム湖の風景はいつも美しい風景です。
湖畔での採集は諦めましたが、、、
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今回のお目当てはダム湖の管理所が廃棄する流木でした。
許可をいただき、何個か分けていただきました。

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アクアリウムショップで流木を購入すると、形が良いものを選べるのは嬉しいですが数千円〜万単位の金額になるのはざらですが、採取やこういった所で分けていただくのも金額を抑えてアクアリウムを楽しむコツです。
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採取ではなにより産地がハッキリわかるのも嬉しい所です。

しかし、アクアリウムに使用できるような丈夫な流木がなかなか見つからない、アク抜き作業を必要とする。納得のいく形の流木を見つけるのに苦労をするという難点もあります。

それもフィールドワークの楽しみ方のひとつだと思います。

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湖畔の周りを散策していると、ダム湖に流れ落ちる小さな滝を見つけました。
よく観察してみると、、、
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ホウオウゴケと呼ばれるアクアリウムやテラリウム業界では
比較的高い金額で取引されているコケの群生でした。

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晴天ではなかなか気づかないですが、雨天の山道はこういった美しいコケ壁に出会うことができます。

雨水を吸い、葉を開いたコケたちの群生は本当に綺麗です。



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帰り道に素敵な作品を作れるようにお参りをさせていただきました。



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# by aquarist1208 | 2019-07-14 21:08

水槽アート作品のレンタル、メンテナンスを行っています。制作した作品を中心にブログでご紹介させていただきます。ご依頼やご質問はお気軽にコメント又はメールにてお問い合わせ下さい。aquatrick01@gmail.com

by AQUA TRICK