埼玉県行田市内の整骨院様の待合室にアクアテラリウム設置のご依頼を受けて先日設置致しました。
今回は設置致した作品の制作過程を簡単ですがご紹介させていただきます。
水槽は60センチのオールガラス水槽で
奥行きは30センチ、高さは45センチと一般的なレギュラーサイズです。
アクアテラリウムでの代名詞の滝を作っていきます。
作品全体の軽量化と、ろ過能力向上のため、食品タッパーを加工して濾過槽にしています。
中にはリングろ材など、基本的な素材が入っています。
手前に引いたエアーチューブは濾過を更に強化するため、溶存酸素の供給は勿論、水の攪拌用として配置。
右、左で段差が違うのは左に滝を出す大きい山、右に対照的な小さな山をつくるためです。
早速、写真を撮り忘れててしまいましたが左のタッパーの濾過槽に水中ポンプに繋いだ塩ビパイプを立てています。
あとは砂利を入れて岩を貼り付けていくのですが、これが一番重要になります。
ステキな作品を仕上げることで大事なのは、流木や石などの「顔」を見極める事で、これを適当に配置すると完成形の際に不自然さと違和感がでてしまいます。
どの様な向きと角度で見えていたらカッコイイかを考えながら配置します。
また水を貼るとまた印象が変わるので、水を張った後の表情も考えることも大切です。
今回は滝の排出口に霧発生装置も仕込みました。
土地の作成が終わると、レイアウトの約6割は完成です。
次に細かくコケや植物を配植していきます。
苔にも水に常時浸っていても大丈夫なコケと、そうでないコケがありますので、水の流れ落ちる道を確認しながら植えていきます。
コケと植物の配植後↓↓
今回の植物は基本的に育成しやすいようにポットのまま植え込み。
また水槽裏側のバックスクリーンは、障子紙を採用。
理由としては岩が基礎となるレイアウトは見た目がかなりガッチリとした印象を与えることになるので、障子紙を貼り暖色系ランプを背面から照射することで全体の雰囲気が柔らかい印象にかわります。
どこか和風な感じで落ち着いた作品が出来上がりました。
待合室での設置風景です。
院内に小さな滝の音が心地よく流れており、患者様に大好評とのことで嬉しい限りです。
また院内の装飾がジブリ関係が多いと感じた事から、サービスで、レイアウト内にもののけ姫に登場するコダマのフィギュアを入れさせていただきました。
お子様が水槽を見ながらより一層楽しめる空間になりました。
インスタグラムにて作品の動画がありますので、是非ご覧ください!↓↓
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